初恋の春

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私が目を開けたら目の前には、三人の不良が倒れていた。 何が起こったか分からず挙動不審になっていた私は、不良達の隣に竹箒を持った男の子が立っていることにきずいた。 しかもなかなか、いや、かなりの美形! 「もしかしてあなたが助けてくれたんですか?」 私がそうたずねるとその男の子は、ただ黙って私の反対側を見ている。 「あのぉ、私、鈴原 南っていいます。 あのぉ今回は、助けていただいてありがとうございます。」 ぺこりと頭を下げた。
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