32人が本棚に入れています
本棚に追加
『一人でいるのが辛くて
何度涙を流しただろう?
君の笑顔が見たいのに
泣き顔ばかりを作っている
そんな君を見れず 別れを選んだ僕
今更だけど 君の大切さがわかった…』
私は歌い続けた。
私が屋上でしてたこと…
作詞をして、キーボードで曲をあわせて歌う。
これを屋上で始めたのは、アイツがきてすぐのころ。
前までは、家で普通にできた。
隣でお母さんが相づちをうちながら聴いてくれた。
けど、アイツが来てすぐ
「お前の音はウザい。次やったら楽器を壊す!」
って言われたから、こればかりはどうすることもできなかった…。
それからみっつんにお願いして、少しずつ楽器を学校に運び、100%使わない空き教室に置かせてもらっている。それも屋上の近くで、生徒じゃ私だけしか知らない。
どうしてこんな理屈が通るかっていうと…
・
最初のコメントを投稿しよう!