救世主

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「でも…父親にバレたら私…音楽をやめないといけなくなる…。」 「あっその辺は大丈夫。俺に秘策があるから♪」 「…秘策?」 なんだろう…気になるなぁ… 『ポスッ』 …ポスッ? 「かっかかか奏大ッ??!」 奏大が私の膝に寝転んだ。 いわゆる膝枕… 「ちょっ奏大…///恥ずい!!!」 「…少しこうさせて?」 「これが秘策??!やらねぇよ!!」 「ぷっ…秘策なわけないじゃん♪桜音はちょっとバカだね☆」 「なぁッバカじゃないし!!」 「ふふっ♪桜音ってさ、ムードとか空気ってわかんない派?」 「分かる!!私がKYって言いたいんだろ!!!」 そのあと、しばらく奏大といい合いをしていた。 .
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