救世主

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「じゃあ今日はこれまで。」 そう言い前田先生は退散した。 「はーい☆みんな注目♪」 教壇のとこに、学級委員の女の子が立った 。 「明日の放課後、クラスで集まってパーティーしたいと思いまぁす☆ 全員強制参加だから、1人500円くださぁい♪」 500円…。 持ってないし。 「野山さん、くるよね?」 「あぁ…うん。 でも、500円「俺が代わりに出すよ♪桜音、今日財布忘れたから☆」 …奏大? 「野山さんでも財布忘れるんだ… なんか意外!! 明後日、放課後教室でするからね♪」 「うん。」 学級委員はまた別のところに行った。 「桜音って女子の友達いないの?」 「うん。私、あんま学校こないって言っただろ? だから1人浮いちゃって。 隣のクラスに親友が1人いるくらい。」 隣のクラスの親友、名前は朝田菜穂☆ 私のお母さんがいないことを知ってる子。 「へぇ…じゃあ俺が桜音のクラスの友達1号♪」 …変なとこが女子だ。奏大。 ・
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