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チュンチュン
小鳥のさえずりが朝を告げる。
「う~ん、いつの間にか寝ていましたか。」
僕は寝癖だらけの頭を起こして、部屋を出ていった。
「あっ、翔!おはよう、ってその頭、ぷっ、アハハハ。」
「笑わないで下さいよ。」
「ごめんごめん、寝癖直してきたら?洗面所は階段を降りて右側にあるから。」
「分かりました。」
階段を降りようとすると沙希さんに呼び止められた。
「階段を降りて左側はリビングだから寝癖直したら来てね~」
「分かりました。」
今度は呼び止められる事なく階段を降りた。
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