一章 記憶喪失
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「あの、すいません。一つ聞いても良いですか?」 「かまいませんよ。」 「リビングって何処ですか?」 「リビングでしたら、この部屋の隣にあります。案内致します。」 メイドさんはそう言うと部屋を出た、それに続いて僕も部屋を出る。 「こちらがリビングです。」 メイドさんはそう言うと、頭を下げてメイド室に戻って行った。
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