一章 記憶喪失

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ガチャ 不意に部屋のドアが開いた、僕は、ドアの方を見た。 「あっ、やっと起きた!」 そう言ってきたのは紅い髪の女の人だった。 「お父さ~ん!男の人が起きたよ~!」 女の人がそう言うと、40代ぐらいの男の人が部屋に入ってきた。 「おぉ、もう体は大丈夫かい?」 「えぇ、大丈夫ですけど、貴方は?」 「私の名前は、時雨 総司[シグレ ソウジ]だ、この子は私の娘の沙希だ。君は?」
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