一章 記憶喪失

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「僕は……… 誰ですか?」 「「えっ」」 僕がそう言うと二人は唖然とした顔をした。 それもそうだ、記憶喪失の男を拾ってしまったのだから…… 「名前も覚えてないの?」 「………名前」 ―ズキン ───『おま…のな……えは………〝神原 翔〟……』──── 「………翔……神原翔」
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