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直「見たか遥……これだから口には気を付けたほうがいいぜ…じゃないと俺みたいに鬼の鉄拳が…ボッフォ!!」
第二打撃。
恵梨の可愛いドクロの仮面を被った死神様もビックリの脳天チョップが直人の頭にクリーンヒット。
遥「………お前のほうが口には気を付けたほうがいいんじゃね…?;;;」
恵「まったくね。誰が鬼よ?」
直「す…すんませ」
直人は恵梨の足元で、頭と腹をかかえてうずくまっている。
まぁ…俺も恵梨の男勝りの腕力にはビックリだけどな…
恵「今なに考えてた?遥?」
遥「ぇ…;;」
エスパー?
てか笑ってるのに笑っていない顔……ちょ-怖ぇ…
鉄拳をくらった直人に同情の眼差しを向けた。
遥「まぁまぁ…恵梨も女の子なんだし暴力は控えようぜ?」
俺は恵梨をなだめるように言った。
すると恵梨は
恵「女の子だなんて…っ…遥もちゃんとあたしのこと…」
遥「え?」
恵「なっ、なんでもないわ!ま、まぁ控えてやるわっ」
…心なしか恵梨の顔が赤い気がする……気のせいか。
直「乙女だねぇ……」
遥「は?」
直「こっちの話」
いつの間にか復活した直人が呟いた。
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