第一章:カナリア

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数分後、教室は静まりかえり火成亜先生の挨拶が始まった。 「はじめまして、火成亜 礼二です。カナリアと呼んで下さい。因みに、家で鳥のカナリアを飼っています。なんちゃって。」 教室は依然静かである。先生は照れたように話を続けた。 「・・・。僕は数学を教えていきます。下手くそかもしれませんが、皆さんこれから短い間ですが、よろしくお願いします。」 「ということで、一時間目は数学です。早速ですが火成亜先生よろしくお願いします。」 チャイムがホームルームの終わりを告げた。 そして、火成亜先生の一時間目の数学が始まった。
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