夏のせい

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「ゲームしようよ」 「いいよ」 この部屋の事は何でも知っているというように、押し入れから四つん這いになってゲーム機を取り出そうとしている。 短い制服のスカートから見える足…と苺ちゃん。 …何かが切れた音がした。 「かおちゃん」 「ん?」 近くまで行ってゲーム機を取り出してこっちを見た瞬間、腕を引っ張る。 そんな事は予想していなかったのだろう。 簡単に倒れこんできた。 ―切れたのは俺の理性だ。 .
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