潜入

2/8
2363人が本棚に入れています
本棚に追加
/326ページ
俺達が廃墟に近づくと所長のテンションはもう一段階上がった だがらってそれを音にする程愚かではないようで、顔は笑顔、でも無口。という組み合わせだ 所長はまず窓から中の様子を探る しかし、そこには誰もいなく、喋り声もしない 次に所長は廃墟の周りを回り始めた ゆっくり慎重に。 どうやら何かを探しているようだ 俺も何を探しているか知らないがとりあえず探す すると 「あった」 所長は素早くしゃがみ、手を振って俺を呼ぶ 「なんですか?」 「これを見なさい」 そう言って指さした所には、何やら白い粉が落ちていた 「これっとまさか……」 所長はポケットからまたあの小瓶を取り出す
/326ページ

最初のコメントを投稿しよう!