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所長はその小瓶の蓋を開け、傾ける
中から液体が流れ出て、地面の上の粉末にかかる
すると、粉末に触れた場所の色が、赤く変わる
「決まりね」
それが、薬物である事を示す化学反応らしい
「これが食堂に流れた物でしょうか」
「待って」
そい言うと所長はあちこちに薬品を溢し始めた
すると、その全ての色が変わる
しかし、
「あれ？」
その色は均一ではなく、先程のように赤も有れば、緑、青などもある
「どう言う事ですか？」
「色が違うって事は、違う種類の薬物って事よ。つまり、ここでは沢山の薬物を扱ってるってこと」
よく見ると薬物はそこら中に落ちており、種類だけでなく、量もある事が分かる
「よくもまぁ、こんだけの物を………これだけの物はそれだけの設備が必要なのに………」
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