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俺はそいつを凝視する
一体何が起こっている？
訳が分からない
「なんでてめぇがここにいる！」
思わず俺は叫ぶ
そいつは一瞬、不快な表情をして
「なんでって、僕がここの責任者だからですよ」
ぬけぬけていいはなった
「なるほどね………」
所長が納得の声を上げる
何がなるほどなんだ？
「もしよろしければ、解説をお願いできますか？所長さん」
依頼人は、いや、黒幕は訊いてきた
所長はハッ！と鼻で笑いながら
「いいわよ」
話始める
「まず、この事件には不可思議な事があるのよ」
所長は二人を睨みながら喋る
「タイミングが良すぎる。」
黒幕はふっと笑う
「なんで、尿検査のタイミングを知っていたのか……それは、学校内部に関係者がいるってことを示す」
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