黒幕登場

14/17
前へ
/326ページ
次へ
「随分と賑やかなお友達ね?」 「えぇ、毎日が楽しいですよ」 こんな状況でも冗談が言えた所長 「だから少しの間、彼等と過ごして貰いますよ」 「嫌だと言ったら?」 「言えるならどうぞ」 所長はまたフン!と鼻で笑った 「残念だったわね」 所長は高らかにそう言った 「私がもし帰って来なかったら、助けが来るようにしておいたわ。そろそろ来るんじゃないかな」 所長は不敵にそう言い放った その場にいた全員が驚愕する しかし、一つ黒幕は冷静だった 「一体誰が来ると言うんですか?」 「誰が来ると思う?」 質問に質問で返す所長 その表情は実に楽しそうだ 「まぁ、ここは単純に考え警察かと思うんですが」 警察、の単語に武装した男達はたじろぐ
/326ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2363人が本棚に入れています
本棚に追加