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「さて、」
――――不意に、
アリスさんの声が低くなった
決して言葉に力を入れたわけではない
しかし、
なんだこの威圧感は
男達もそれを感じたのか、皆数歩下がる
「まぁ、このまま帰れなんて言う程私も酷くありません」
あくまでもアリスさんの顔に張り付いているのは笑顔だ
だが
「まぁ気軽にかかってきて下さい」
恐怖しか感じないのは俺だけか?
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