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「・・・・・」
陽子は絶句する
この日一番の驚愕の表情で、二人いる時子をみた
「な・・・んで」
「実はわっちら、双子なんよ」
「適当なことをいうな」
一人目の時子がぼけ、二人目の時子がツッコム
そんな異様な光景を、陽子は呆けたように見る
全く、ワケがわからない
「そうじゃな、そろそろその気持ち悪い中途半端なしゃべり方をやめてくれんかの」
二人目の時子が言うと、一人目の時子は、
「しょうがないなぁ」
そう言って、顔と首の付け根あたりに手をあて、引っ張った
すると
ベリッ
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