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「・・・・はぁ」
俺は再びため息を吐いた
一体、何を隠しているのかは知らないが、できれば俺に実害がないうちに話してほしいね
「帝架ぁ、早くしないとなぐるわよぉ」
所長が遠くで睨んできた。
気がつくと、俺は知らず知らずに内に足を止めていたようだ
「・・・・・はぁ」
俺は本日三度目の、そして最大のため息を吐く
俺は自分で言ったではないか。
何があっても気楽で行けと
何かあって、も所長に押し付けてやると
所長は飽きてきたのか、近くに落ちている石を投げてきた
あぁ、
恐らく俺は、このまま長いか短いいかわからないが、この所長についていくんだろうな
振り回されて振り回されて、いつになったら俺の過去を教えてくれるんだろうか
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