流山の花火

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僕の叔父が国会議員であったこともあり、赤坂の砂防会館によく出入りしていたので、超大物議員と身近に接していた。 小泉純一郎なる人物をどうしても、見ておきたかった。 会場内は、りっすいの余地もないくらい込み合ってきた。 会場の後ろのほうで、歓声があがった。 『只今、小泉元総理がこられました‼』 なんの気負いもなく、彼は右手の袖から、壇上に現れた。 ストライドのカラーシャツの腕をまくり、黒ズボンに質素なべると、衆議院選出の候補の応援できたのではなく、孫の顔でもみにきたよ。と、いった喉かな雰囲気がただよっている。
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