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「あの鬼オヤジめ……僕が何したってんだ!」
「寝てたんだろ?」
「違う!
いいかい友春!
アレは活動に必要なエネルギーを得る為に欠かすことのできなかった……そう、植物で言う光合成のようなものなんだって!!」
「まぁ……その光合成とやらをよりにもよって“鬼爺”の講義でする必要はないと思うがな」
「うっ……!」
痛いところを突いてくるじゃないか友春……!
友春の的確な反論に僕はいとも簡単に言い返す術を失う。
だがこのまま引き下がるのは無性に悔しく感じたので、せめてもの反撃としてこの憤りようのない怒りを思いっきり込めて友春を睨みつける。
「ん?
どした?
なんか用か?」
「……いや、なんにも……」
残念なことに、全くと言って良いほど効果がなかったが。
この爽やか好青年もいい加減にして欲しいものである。
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