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妹「どこへ行くの?」
ここは流魂街の三十番台。
兄「死神になるのさ。」
妹「私たち風雲児家だよ?
受け入れてもらえないよ?」
兄「敵が味方になるなら死神にとって好都合だろう。
信じてくれなくったっていい。
死神という壁の向こうに行けば
君を風雲児家から守られるさ。」
妹「うん。
もう帰りたくないよ。
誕生日を祝ってもらえない。
名前すら与えてくれなかったんだもん。」
兄「行こうか。修亞」
修亞「しゅ…あ?」
兄「あぁ。君の名前。
修羅場を乗り越えられる
縁の下の力を持つ。修亞さ。」
修亞「かっこいい!
兄上は?兄上は何ていう名なの?」
兄「私は…修亞決めてくれ。」
修亞「えっ!?えっと…流亞!」
流亞「どうしてだい?」
修亞「この流魂街の流!
私たちの出発点を忘れないためだ!!」
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