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「ごめんね、薮」
弱い俺でごめんね。
ずっと一緒にいるって、約束したのに。
守れなくてごめんね。
「光、っ…好きだよ…っ」
こんな俺を好きになってくれてありがとう、薮。
「うん…」
「だい、すきぃ…っ」
「うん…」
俺も好きだよ。愛してる。
弱くて、伝えられなくて、ごめんね。
「大好きだったよ、薮」
薮の目尻の涙を指で拭った。
それでも次々と零れた。
薮はこんなにも俺を想ってくれてるのに。
「…待ってる」
「え…?」
「光がまた俺を好きになってくれるまで…ずっと待ってる」
俺の目を、涙が溜まった瞳でまっすぐ見つめた。
薮は強い。
だからこんなにもまっすぐに人を愛せるんだ。
俺はそんな薮に愛されてる。
俺も強くなりたい。
周りなんて気にせずに、俺は薮を堂々と愛したい。
今の俺には、その強さは無くて、中途半端な愛情だけで薮を愛してしまうから。
「俺、もっと薮を愛したい。強くなって薮を正々堂々と愛したい。今の俺じゃ足りないんだ」
待ってて、薮。
愛しくて、どうしようもない。薮への愛は莫大に成長しすぎて、それに比例するくらいの強さと勇気を持てたら、すぐ迎えにゆくよ。
「必ず、薮を迎えに来る」
約束するよ。
今度はちゃんと。
「待ってるね」
くしゃっ、と笑った。
眩しい笑顔。
えんど
ぐだぐだーw
あーうけうけ←
途中から(初っぱなから)
適当になってもうたw
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