序章 始まりの言葉

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加山桜日。17歳。私には好きな人がいる。           それは幼馴染みの橋本大門。16歳。           ずーっと見てきた。 小さい頃からいつも傍にいた。     物心着いた時にはもう大門のことが好きだった。       口は悪いけど、いつも優しくて頼りになってかっこよくて……           ずっと大好きだった。           けどそれは私だけ。 大門は違ってた。  
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