不器用な木こり

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元々彼はお城の役人でしたが、心無い仲間の罠にはめられ、無実の罪でお城をクビになり、今は町外れの森の中の小屋で妻と2人、ささやかな暮らしをしていました。 役人だった頃にもらった給料も底を尽き、貧しい暮らしをしていたのでした。 何とか苦労をかけている妻を楽にさせてやりたい、そう思いながらも、中々生活は楽になりませんでした。
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