シルクハット
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『今日午後、○○町の森林の中で、シルクハットをかぶった男性の遺体が発見されました。男性は身元不明で、警察では身元の確認を――』 そこで、ぼくはTVの電源を消した。 彼女が、今にも泣きそうだったからだ。 頭の上に手を乗せて撫でてやる。彼女は僕にもたれかかってきた。嗚咽が聞こえたが、聞こえないことにした。彼女は泣いていることがばれるのが嫌いなのだ。
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