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私がこの学校に転校してもう1年になる
転校した当初の私に感情といったものはなく、何にたいしても無関心だった
そんな私をかえたのが彼だった
感情を持たない私を避ける人が増えていくのにそう時間はかからなかった
ただ、彼一人を除いては
何を思って私に近づいたのかはわからない
けど彼はいつも私の事をきにかけてくれた
はじめの頃は相手にしていなかった
けど時間が経つにつれ私に感情というものが芽生えはじめていた
自分でも不思議だった
私には無縁だと思っていたこの光景
いつしか心地の良いものとなっていた
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