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百年前…世界は隣人…いや、家族を憎むほどの世界規模で乱闘が起きた。死者は千万の桁、負傷者などは人口の3分の2を超える、桁違いの大乱闘 戦争と呼ぶにはあまりにも稚拙な、あまりにも感情的なもの。 何故そのような醜い争いが起きたかといえば…あくまで一説にしか過ぎないがこういわれている。 人類は自分しか見えなくなったからだ…と 人は人の作った技術により、他とのコミュニケーションをとらなくなった。 太古から受け継がれてきた「集団生活」の能力を淘汰したのだ。 つまり、優しさや思いやりや、哀れみや…そういった感情を忘れていったのだ。 人は利己的になろうと思えばどこまでもなれる。他人の関係などを気にしなければどこまでも自分勝手になれる。
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