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「それより此処に来て話さないかぃ?そこでは話し辛いだろう?」
「遠慮しときますわ行っていきなりズバッてやられてもあかんしな」
男は近くの石に腰をかけ隣をポンポンと叩くがギンはそれを断り動こうとはしなかった
「そうか…なら私が行くよ」
その言った瞬間男が目の前から消えたギンはあちこちを見たが姿がない
「…どこに行ったんや「ここだよ」
いきなりふわぁっと身体が浮いて目をまるくすればなにか暖かいものに包まれていた顔を後ろに向ければさっきまで下にいた男の顔があったそうギンはその男に後ろから抱きしめられオマケに膝の上にのっている形になっていたのだ
「…身体冷えてるじゃないか風邪をひいたら大変だよ?」
「離しいや!!何がしたいんや!!副隊長はんは!!」
ギンは必死に逃げようともがくが力の強さで逃げることは愚か動く事も出来なかった
「藍染惣右介だ君はなんて言うんだい?名前を教えてくれたら離すよ」
藍染と名乗る男はニッコリ笑いながらギンを見たギンは疑っていたがこの男が自分をずっと抱きしめても意味がないとわかれば口をひらいた
「市丸…ギン…」
「市丸ギンかいい名前だね…気に入ったよギンいずれ君を私の副隊長にするよ」
藍染は抱きしめる強さを強め霊圧をギンにあてたギンはその事に反論しようとしたが意識が遠くなっていく
「…約束が……違っ……」
「…君は渡さないよ今も未来もねギン」
意識が遠のくギンの髪を撫で子供特有の柔らかい唇に藍染はキスを落とすのだった
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