桜の木の下で…

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謙也「ここやで」 夢樹『ありがとうございます。忍足くん』 職員室にたどり着き、案内してくれた謙也に笑いかける。 そこには、優しい、少し頬を赤らめた笑顔。 (…たぶん、本当に優しい人なんでしょうね……) 釣られて思わず笑顔になる。 そんな時。 鏡「夢樹。何処に居たんですか!?」 夢樹『あ。…もしかして、だいぶ探しました?鏡』 鏡「ええ。頼みますから、初日に迷子にならないで下さい…」 夢樹『…貴方が女の子に道を聞くからでしょう。凄い目で睨まれましたよ』 鏡「すぐ側にいたのがあの子だったんですよ。ところでそこの彼は…?」
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