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｢そろそろだと思ってたらケイの声が聞こえてね…｣
ﾆｺﾘと優しい笑みを浮かべながら扉を閉めるのは彼方という人物で今年で36になるらしい
このままじゃ話ができないから
ケイから降りてソファーに座る
すると彼方がコップを差し出してきて受け取る
中に入っていたのは水だった
水しか飲めないからなんだけどね…
それを半分飲んだとこでまぁまぁおいしいとわかるとケイにもあげる
それを優しい笑みで眺めてる彼方の方を見る
彼方｢いや…翠は優しいな…とおもってさ…｣
俺の雰囲気から読み取ったのか答える
翠｢ケイ…のど…かわいてた…｣
さっきケイに言った時の言葉よりほんの少し大きな声でポツリと言った
その言葉にますます彼方は目を優しく細める
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