始まりの日

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「ヨッシャー!終わったー!!翼何か温かいの飲もうぜ、俺凍えそうだよ」 「そうだね、じゃあ自販機で紅茶でも買おっか」 勝はヨッシャー!と言って走って自販機に向かう。 俺はそんな勝を慌てて追うが、慌てたせいか人にぶつかってしまった。 「・・・・キャッ!」 「すいません!大丈夫ですか?」 「えぇ、大丈夫よ。君は?怪我してない?」 ぶつかったのはどうやら女性で、なおさら俺は申し訳ない気持ちになった。 「そんな申し訳なさそうな顔しないでよ。私は大丈夫だから」 女性は俺に笑いかけると急いでいたのか行ってしまった。 この時俺はまだ気づいてなかった。 この人と出会った事で運命が大きく変わる事になるとは。
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