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～プロローグ～
世界とは、時の大河に浮かぶ無数の木の葉。
世界と世界は次元の壁に阻まれ互いに行く来することはできないと、信じられていた。
だが…それは、何の根拠もないことであった。
流れる木の葉の一つに、自然に恵まれた平和な楽園、『リティナガード』と呼ばれる世界があった。
だが、楽園は異世界からの侵略者、魔物により地獄へとその姿を変える。
誰もが、なす術もなくこのまま滅びを迎えるのかと思った時、奇跡が起きる。
別の異世界より救世主達が現れたのだ。
奇妙な装束を纏った救世主達は、無敵と思われた魔物に対抗する不思議な力を持っていた。
そして長き戦いの末、全ての魔物を撃退し、救世主達は元の世界へと帰って行った。
だが、救世主達は知らなかった。
自らの世界へと追い返された魔物達が、まだ諦めてないことを…。
そして、100年の時が流れた…
世界は再び救世主を求めている。
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