『靴』

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傘を差し、歩いて近所のコンビニへと向かう。   缶ビールにジュース、お菓子にツマミ類、手当たり次第にカゴに放り込むとレジ台の上に置いた。   頭の中では、さっきまでの出来事を何度も繰り返し再生して、この続きが果たしてどうなるのか、そのことばかりを考えていた。   だから、突然、店員に声を掛けらた時、まさか自分が話し掛けられたのだとは思いもしなかった。
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