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シャワーを浴び終えて、服を着ようかとも思ったが、結局、普段と同じようにバスタオルを腰に巻いた。
リビングに戻ると、彼女の姿はなかった。
テーブルの上には、コーラの空き缶が置いてある。
僕は寝室のドアに向かった。
予感?なんてものじゃない。
抱いて欲しいと言った女の行く先なんて、分かりきっている。
それでもやはり、半信半疑な面持ちで、リビングに続くドアを開けた。
……部屋は、何故か真っ暗だった。
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