プロローグ

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残りの授業も終わり、放課後になる。 クラスの皆が楽しそうに喋りながら帰宅していく。 「将平~、帰ろうぜ~」 「そうだな…」 「腹減ったからどっか寄らない?」 「お前のおごりなら行く」 「金欠だから無理だよ…」 「けっ、使えね」 「あんたヒドイっすね!!」 とりあえず学校を出た。直樹をいじるの飽きたからな… 「コンビニで肉まん買おう!!」 「なら俺はピザマンな」 「あれ?俺が買いに行くの?」 「当たり前だろ?俺の下僕なんだから」 「誰が下僕だ!!」 「ならジャンケンしてやるよ…、全く…」 「よし!!いくぞ!!ジャ~ンケ~ン……」 「間違えんなよ~」 「了解っす…」 直樹は負けて買いに行った… 実は後出しで勝ったんだけど、直樹は気づいてなかった。 ベンチに座って待っていること五分… 遠くの方で不良にからまれてる子を見つけた……
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