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「誰だ。」
龍也は警戒して身構える。しかし武術が出来る訳でもない。
「なぁに。お前さんに用があったから呼んだまでじゃよ。お前さんの世界から外れ飛躍的な発展を遂げたアルミナにね。」
目の前の老人はそう言った。
龍也はこれはもしかしたらゲームのシナリオかもしれないと思った。さっきまでのもエラーやバグではなく演出では無いか?
そう思った龍也の心は落ち着いた。
「で?セーブと帰還はどうやるの?」
龍也は五月蝿そうに逸れを聞く。すると老人は此奴頭大丈夫か?とでも言いたげな目で龍也をみてくる。
「な、なんだよ。」
焦る龍也。
「感じてる通りじゃ。」
逸れを冷たい目で見る老人。
「人の話を聞け。此処はアルミナとゆう世界じゃ。お前さんの世界では無い。いわゆる異世界じゃな。」
平然と話す老人に龍也はついて行けなくなる。
逸れを見て老人はまた此処何なの?死ぬの?と言いたげな目で龍也をみる。
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