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「まぁ良い。話を続けよう。龍也。お主にやって貰いたい事がある。」
その言葉にハット我を思い出す。
「やって貰いたい事?つか何で俺の名前知ってんの?」
老人は逸れを聞き何なの?話聞いてたの?と言いたげな目で見つつ龍也に説明しだす。
「聞く順番が逆じゃ。じゃが、お前さんが聞きたい順番になら、やって貰いたい事とは、あの水の上に浮いている我が戦艦ブルー・スカイ号で宇宙で探し物をして貰いたい。何故お前さんの名を知っているかは、わしがお前さんを呼んだからじゃよ。知ってて当然じゃろ?」
そう言えばそんな事を言ってた気がする。
しかし、探し物とは何だろうか。
「まぁ。それに付いてはブルー・スカイ号船内ではなそう。」
そう言う老人の提案により二人は移動する事に。
水の音をさせ二人は黙々と歩いていたが不意に老人が言う。
「ザクロじゃ。」
「は?」
「ザクロじゃ。わしの名前じゃ。ほれ。まだ言って無かったろ?」
そう言えば言って無かった。
まもなく二人はブルー・スカイ号のハッチだと思われる場所についた。
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