龍也と老人と宇宙船と異世界?

7/35
前へ
/59ページ
次へ
「まぁ良い。話を続けよう。龍也。お主にやって貰いたい事がある。」 その言葉にハット我を思い出す。 「やって貰いたい事?つか何で俺の名前知ってんの?」 老人は逸れを聞き何なの?話聞いてたの?と言いたげな目で見つつ龍也に説明しだす。 「聞く順番が逆じゃ。じゃが、お前さんが聞きたい順番になら、やって貰いたい事とは、あの水の上に浮いている我が戦艦ブルー・スカイ号で宇宙で探し物をして貰いたい。何故お前さんの名を知っているかは、わしがお前さんを呼んだからじゃよ。知ってて当然じゃろ?」 そう言えばそんな事を言ってた気がする。 しかし、探し物とは何だろうか。 「まぁ。それに付いてはブルー・スカイ号船内ではなそう。」 そう言う老人の提案により二人は移動する事に。 水の音をさせ二人は黙々と歩いていたが不意に老人が言う。 「ザクロじゃ。」 「は?」 「ザクロじゃ。わしの名前じゃ。ほれ。まだ言って無かったろ?」 そう言えば言って無かった。 まもなく二人はブルー・スカイ号のハッチだと思われる場所についた。
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!

227人が本棚に入れています
本棚に追加