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呉越同舟
読み方 - ごえつどうしゅう
中国の故事から
誕生した四字熟語。
呉という国と越という国があり
２国による争いは続いていた。
しかしあるとき、呉と越、
それぞれの船乗りが同じ舟に
乗り合わせてしまった。
「おい、越！ 何でこの舟に……？」
『呉こそ何でこの舟に……？』
「ったく……さっさと降りろよ」
『それはこっちの台詞よっ！』
「…………。」
『…………。』
『何で私たちだけこんなに……』
「ん？ どういうことだ？」
『……ううん、何でもない』
「何だよ、素っ気ないな……」
『…………｡』
「じゃあ俺も気になる一言を
残さないと割に合わないな｡」
『……何よ｡』
「実は俺……、いや何でもない」
『同じ手を使うのね？
「な、何だよそれ！
卑怯だろ､そんなの！」
『じゃあ言ったら良いじゃない』
「あのさ……」
『何？』
「……手ぇ繋いでも……いい？」
『…………うん///』
類義語 - ツンデレ
対義語 - 素直ヒート
【 使用例 】
携帯を片手に電車の
優先席に座るだなんて、
"呉越同舟”でしかない。
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