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正解は4の心電図です。
急性心筋梗塞や狭心症で胸が痛いはずなのに、神経の伝達ミスで上腹部や肩、顎、二の腕が痛む場合があります。
これを関連痛、放散痛と呼びます。
この方の場合、高齢で無治療の高血圧症と脂質異常症があり、さらに喫煙、飲酒と急性心筋梗塞の危険因子(リスクファクター)があります。
もし急性心筋梗塞なら緊急治療が必要なのでまず12誘導心電図で心筋梗塞を否定することが重要です。
心電図だけで安心せず血液検査や心エコーをすれば万全でしょう。
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