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部屋の中は甘い香り。
カーテンは閉め切ってあるが外からの光で部屋を明るくする。
その中に一人の青年と二人の女がいた。
「ねぇもっとやって!」
「こっち、こっち!」
女たちはそんな甘い声を出しながら青年を呼んでいた。
女は下着姿だった。
対して青年は大柄な体を寝ていたベッドから起こす。
上半身は裸だった。
「ん~、しょうがないねぇ」
一人で呟くとそばにあったシャンパンを持った。
口元をほくそませると
「てぃっ!」
シャンパンのふたが開き勢いよく中身が飛び出した。
「キャハハッ!」
女は甲高い声で笑った。
青年も笑顔を創った。
ピタリ
「ありゃ?もうない…」
シャンパンがなくなり青年が瓶をのぞき込むと
「ッ!?」
顔面にシャンパンが勢いよくかかる。
慌てて目の前をみると女が二人瓶を抱えブイサインを送っていた。
「やったなぁ…!」
青年は女2人を抱きかかえベッドに押し倒した。
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