特殊?任務

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胡座でもかくかなとヘリの側で腰を降ろした。 「オオ、オオォオ。」おや?もう来てたのか。 戦闘員独特の加工音声と同時にマスクによるリアルタイム翻訳の声が聞こえた。 声がした方向を見ると1人の戦闘員がいた。番号は24092番だ。ベテランの可能性が高い。 「オオオォ」 おはようございます。 反射で出てきたのは当たり障りの無い挨拶だった。 「オオオォオ。オオォ、オオォオオォ。」 おはようさん。君が、今回の作戦要員だな。 「オオ。」 はい。 「オオオォ、オオォオオオオォ。オオォ。」 俺は、今回のヘリパイロットだ。よろしくな。 「オ、オオォオォ。」 あ、はいこちらこそ。 「オオオォオ、オォオオォオオォオォ。オオオオオォ」 ヘリの中で待機しててくれ、トイレは行っておいた方が良い。時間になったら出撃だ。 「オオ。」 了解。 そう言って24092番は、ステルスヘリの操縦席に乗り込んで行った。
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