46980人が本棚に入れています
本棚に追加
/420ページ
5人が掛け声と共に地面に降り立つ。
その後で、爆発とファイナルファイヤーとやらがジャンプした衝撃が止どめとなってビルが崩壊した。
俺達が壊したビルに止めを刺している奴が正義とはね。
「ああ、ビルが!」
ピンクが叫ぶ。
「貴様ら、よくも!」
レッドが怒る。
「いや、今のは我々の参上の仕方が止めになったようだよ。」
ブルーが冷静に突っ込む。
「それより早くあいつらを倒さないと!」
「ああ、被害が広がるばかりだ!」
イエローとブラックが話を元に戻す。
端からみて思う。
かなり間抜けそうだ。
そして、ベタだ。彼等の姿は宣言した通りの原色が強い全身タイツにマスクだ。
戦隊としての個性か、マスクの目のグラス部分の形状は炎の形だ。
正義の味方なら仲間同士で言い争う前に俺達を倒さなくちゃ駄目だろ。
直接は言わないさ。
痛い目にあいたくは無いからね。
最初のコメントを投稿しよう!