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「だけどな、紅一点のお前があんな戦い方をしたら流石に一般人から引かれるぞ。」
「それに関しては大丈夫よ。」
「根拠はあるのか?」
「あの戦い方をしてからは、また新しいファンクラブが出来たくらいよ。」
「なあ・・・俺、その新しいファンクラブのホームページを見たんだよ。」
「どおしたのよ。それだけの事で深刻そうな顔するなんて。」
「そのホームページに書き込まれたやつにな、ピンクに踏まれたい。」
「え?」
「ピンク様に鞭でシバかれたい。むしろ、俺の股間を蹴って。・・・・・ゴメン、これ以上は無理。」
「な・・何が書いて有ったの?お願い教えて!」
「ごめんなさい。」
「ちょっと!本当に何が書いて有ったのよ?」
ガラッ!
「はい、皆さん。席に座って下さい。」
ん?須川先生が来たのか。起きないといけないな。
頭を上げると先程の2人が俺の席から離れて自分の席に向かっていた。
「自分で見るの怖いから教えてよ。」
「無理です。ごめんなさい。」
去り際にこんな会話が聞こえた。
いったい何の事だ?
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