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ホームを降りてゲートに入り網膜識別をした。
「筋肉痛が診られます。お気をつけて任務におつき下さい。」
この認証機は健康診断までしていたようだ。
認証が終り光に目が慣れるまで慣れてからロッカールームへと向かった。
「ふむ、昨日聞いたが彼にあの任務を?」
「そう!あれを嫌な顔をしたり文句を言いながらでも良いから遂行すれば良いんだけどね。」
「まあ、確かにあれは忍耐が有るかどうかが解る。だが、早すぎないか?」
「まあね。でも貴女の部隊に入隊するには相当の忍耐が必要よね。彼以外は好戦的でね。」
ピクッ!
「ほお?私の部隊に入隊して直ぐに辞めたがるのは私が悪いとでも?」
「あら?そういう風に聞こえました?ごめんなさい。つい本音が隠せなくて。」
「私なりに考えた理由はな、アンタらのとんでもない試験兵器を掴まされるからだとおもうの。」
ピキッ!
「あら?私たちの開発した兵器が変だとでもおっしゃりたいのですか?」
「イイエ、奇抜すぎて開発者の腹黒さが解ってしまいそうでしたものでね。」
ピキキッ!
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