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玲「ただいま~」
留唯「疲れたー
こいつ、待ってろつったのにいねーんだもん💢」
李久「ゴメン;だって暇だったからさー近くにいいアクセShop見つけて....
あ,この娘が新しいVocalの?」
「....はい。く,黒蝶です」
玲「あ,初めてまともに話したの聞いたかも♪」
留唯「お前がうるさかったから話せなかったんだろ!!」
李久「いや,2人ともだろ?笑
俺 ギター下手(しもて)担当の李久。
一応このバンド最年長だから何かあったら何でも言って´`」
「はい。よろしくお願いします」
綺斗「これでメンバー全員揃ったな」
李久「じゃあ,とりあえずセッションするか」
玲,留唯「うぃ~す♪」
綺斗「黒蝶は今日は見学してて。
俺らのバンドの雰囲気とか曲調とか♪」
「わかりました」
私はメンバーから少し離れたところに座って
セッションの様子を眺めていた。
すごい....。
テンポを楽しむかのように自由自在に刻んでいる留唯のドラムに
地を這うかのような深く重みのある玲のベースが混ざりあって
その上を走り回るように流れる2つのギター
李久の安定感ある旋律の先を何もかも惹き付けてしまいそうな綺斗の旋律が流れている....
まだ歌詞のないメロディ。
それなのに
私の耳には
はっきりと詩が
聴こえてきた。
気が付けば
私はその詩を
口づさんでいた。
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