第一章

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「柴田め、〇〇に負けおって!」 戦国 それは天下という多大なる力の為、男たちの争い その中に大名である孔明も勿論、参加していた 「園!元気なやや子を産まねば許さぬぞ!」 「存じております」 園は過去に男を出産した しかしその子は体が弱く泣き声も弱々しかった 「この出来損ない!」 孔明は刀を抜くと斬り殺した事があったのだった 権力に取り憑かれた夫 嫌だった いつ、自分が斬られるのか毎日が怖い しかしこの時代、女からの離縁は出来なかったのだった
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