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俺の恋人はゲームオタクです。
「なぁ~、遊ぼうぜ。」
「ん~セーブポイント着いたらなぁ」
30分後
「着かないじゃん」
床でゴロゴロ寝転がりながら俺は、蓮次の巧みな指使いを睨む。
「いや~敵が多くてなァ。俺全部倒さないと気ぃ済まんねん」
悪りぃ。と続ける蓮次に俺の機嫌はどんどん下がっていく。
「この変態オタク野郎め」
「なんやて」
小さく呟いたはずが蓮次はこちらを向いて笑ってツっこんだ。
「あれ?ゲームは…」
「やめた」
「なんで?」
「浦正が拗ねとるから。」
蓮次は俺の所を向いて微笑んでいる。
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