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残念そうな、
<声> だけの蓮次。
「おっ、おまえ~っ!
わざと負けただろうっ」
勝ったはずなのに俺は全然嬉しくない。
っていうかむしろムカつく。
「はいはい、約束はしっかり守ってや。」
蓮次はコントローラーを放り投げて、俺を担ぐ。
「…なにすればいいんだよ。」
「もう分かってるやろ?浦正が好きな遊びやで?」
軽々と俺を運びながら蓮次は言った。
「…な、何言って。」
慌てている俺を他所に、蓮次は自分のベットに俺を下ろした。
「したかったんちゃうの?エッチな遊び。」
不敵に笑うと、一枚ずつ俺の洋服を脱がしていく。
「この、変態…。」
「変態で結構。
世の中にはそんな変態とも付き合うやつもおるしな」
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