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「お…まえ、いい加減に…」
気持ち良いことばかりされて体が震える。
「キモチイイんやろ?言うてみぃ」
蓮次の手にあわせてビクビクと反応する俺にニヤリと笑って言った。
「誰…が言うかぁっ…」
負けたくなくてそう言ったのは良いけど、逝けないギリギリの所で蓮次に遊ばれて、俺は出せない苛立ちに襲われる。
「言わないんやったら、ずっとこのままやで。」
「ふぅん、や…やだぁ」
もどかしさに簡単に涙が溢れる。
「な、なんや…言うたらイけんねんで?言うてぇな浦正」
最近気付いたけど、蓮次は涙に弱いようで泣き出した俺に焦った様子を見せる。
「やっ、らぁ…ばかぁ」
そんな恥ずかしいこと言えるわけも無く、俺はキスをして誤魔化す。
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