*本音*

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二人の時間は甘く、辛さや孤独、そんな全ての苦しい気持ちを忘れてしまう。 「いけない」と、そう思えば思う程、不倫の甘美な誘惑にほだされていく。 独りになって感じるあの惨めな思いさえ消してしまう。 偽りだと判っていても、「愛してる」のその言葉に、心は締めつけられていく。 それから当たり前みたいに、相手の愛に欲を抱く。
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